「アンパンマン」の作者やなせたかしさんの想いが詰まった展示会開催!
一昨年、94歳で亡くなった漫画家やなせたかしさん。「アンパンマン」の作者として精力的に活動されていましたが、90歳ごろ目が悪くなってしまい、引退を考えていました。しかし、東日本大震災に遭遇し、引退を思いとどまり、被災地にたくさんの作品を届けました。
今回は、震災後、朝日小学生新聞で連載していた「メルヘン絵本」シリーズの素敵な作品がタペストリーになって再登場します!
やなせたかしさんの座右の銘は「人生は喜ばせごっこ」。戦争を経験したやなせさんは、人一倍、平和への想いが強く、生前、「正義とは、困った人にパンを差し出すこと。それは国が違っても立場が変わっても『正しいこと』には変わりありません」と雑誌のインタビューに答えています。
ユーモラスだけど優しい作品の数々。平和を願うやなせたかしさんの想いが詰まっています。中東と福島のこどもの絵展も同時開催中。今週末、親子で全労済ホールに遊びに来ませんか?
■展示
「やなせたかしの絵本の世界」タペストリー展
場所:全労済ホール / スペース・ゼロ
日時 8月18日(木)〜8月23日(月) 10:00 〜 19:00
※23日は17:00まで
(同時開催)中東と福島のこどもの絵展