坂本匡之展（sakamoto tadayuki）がスタート！

ヒルトン東京の地下１階にあるギャラリー、ヒルトピアアートスクエアで、本日から坂本匡之展（sakamoto tadayuki）がスタートしました！

山口健児さんとお二人での展覧会となりますが、坂本さんも山口さんも、お二人とも東京芸術大学のご出身なのです！
坂本さんはテンペラ技法、山口さんは日本画と、異なる雰囲気ですが、ズバリどちらもカッコイイ!!

 

テンペラという卵と顔料を混ぜたものと、油彩の混合技法で描かれた作品の数々。
今回はマスキングして、さらに違う色を乗せていき、家が浮き出ているように描きました、と坂本さん。

「穴」というタイトルのこの作品、なんと2008年から2013年までずっと描き続けたのだとか!!
坂本さんご本人が「良い感じに仕上がった」ときが、完成したときなのだそう…。

ちなみに「穴」に入っているのが、ご自身が作品を作られるときのイメージなのだそう。

ここは新作が展示されています。
学生の頃は立体も作っていらっしゃった、という坂本さん。
異なる何か（異文化・異世界・異次元など）との「境」を、人がこちらに向かって出てくる様が、人形彫刻で表現されています。
じっくり観覧していると、物語が感じられそうな雰囲気です。

遠くから観ると人や家などの形が浮き上がって見えますが、近づくと１本１本の線が幾重にも重なって描かれた作品なのだと気付きます。
「描いた時間そのものを、作品から感じ取ってくれれば」と坂本さん。
大小様々な作品の数々を、是非ご覧ください。

坂本匡之展（sakamoto tadayuki）

出展アーティスト：坂本匡之
期間：8月11日（木）～8月16日（火）11:00～19:00 ※最終日17:00閉場
会場：ヒルトピアアートスクエア（ヒルトン東京B1F）

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最後に、山口健児さんとの２ショット!!