鈴木 金造「～思い～」が開催中！

シックな落ち着いたベテラン作家３名の共演で、ジャンルは異なりますが、共通する思いや優しさを込めた作品から見える「もう一つの場所」をキーワードに展開しています。

展示室Bでは、銅版画家の鈴木金造さんの展覧会「～思い～」が開催中です！

「エングレーヴィング」という、銅板にビュランで線を彫って溝にインクを埋め、それを刷って作品にする版画技術で制作された作品の数々が展示されています。

「モリ」

鈴木さんの知人の猫がモデルだそうです。

「猫 – たまたま」

「モリ」の完成後、たまたまいた猫をモデルに描いたのだとか。

「生物 – 6」

マジックで下書きをし、その線が浮いて見えるように彫って、陰影をつけている作品です。

『何かを描くと決めて制作した作品よりも、出来上がりがどうなるか、工程が楽しめる』のだとか。

そして、会場で一番目を奪われるのは、この作品！

「風化 – 1」

近づいて見てみると、細かい線や点でぎっしりと描き込まれています。
こちらは約20年前に描いた作品だそうです。

ビュランという細い彫刻刀で銅板に描いていく、とお聞きしましたが、それにしても相当な精神力・集中力をもって描かれたのだろう・・・と感じます。

～思い～

出展アーティスト：鈴木 金造
期間：8月1日（水）～8月7日（火）11:00～19:00 ※最終日は16:00まで。
会場：ヒルトピアアートスクエア（ヒルトン東京 B1F）

鈴木金造さんのページはコチラ

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