【2019年出展】
点描画家
1979年山口県生まれ、2003年女子美術大学卒業。
墨汁、ペン、絵具など用い、黒による点描画を中心に制作。かつて炭鉱で栄えた町に生まれ、硯彫師の祖父を持つ縁から幼少より炭と墨の黒に美を見出すが、ある頃から道路の亀裂の補修痕が蠢く蛇や虫に見えるというトラウマを持ち始め、黒の中に「美と醜悪」が混在する様になる。それは同時に、線と点との間に快感・不快感を分ける特異点が存在する事へも影響を受ける。
主な展示に2016年「雨宿り」(ギャラリー・アート・ポイント銀座)2018年「NAKAMA de ART展」(帝国ホテルプラザ東京) 2019年「18th Media Art Biennale WRO」(ポーランド)