河口 洋一郎
【2019年出展】
CGアーティスト
種子島生まれ。筑波大学助教授を経て、1998年より東京大学大学院工学系研究科・人工物工学センター教授。2000年から2018年まで情報学環教授。2018年東京大学名誉教授。
1975年からCGに着手し、自己増殖する「グロース・モデル」で独自のアート世界を確立、超高精細立体視映像の濃密度感の創出を特徴とする世界的CGアーティストとして活躍中。
さらに、伝統芸能との融合「ジェモーション」による情感的な舞台空間のパフォーミング・アーツ、生命体から発想する独創的な深海/宇宙探査型のロボティック立体造形を制作するなど、多岐にわたる旺盛な創造性により、今後のさらなる飛躍が期待されている。
1995年第100回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家。2010年ACM SIGGRAPHにて栄誉あるシーグラフ・アーティストアワード『ディスティングイッシュト・アーティスト・アワード』を世界で3人目に受賞。2013年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。同年、紫綬褒章受章。2017年MOCA台北(現代芸術館)個展、2018年CDAアンギャンレバンの美術館個展で大成功を博した。2018年フランス、Prix Bains Numériquesにて栄誉あるPrix D’Honneur賞受賞。