MOT8「Biological matrix Tokyo(東京生体マトリックス)」が完成しました!
新宿クリエイターズ・フェスタ2017の閉幕とともに、MOT8さんの第一大久保ガードへのペインティングが終了し、「Biological matrix Tokyo(東京生体マトリックス)」が完成しました!
第一大久保ガードの壁面は約40メートルもの長さがあり、フェスタの締めくくりにふさわしい、かなりの大作となっています!
ペインティング前はこんな状態でした。
落書きが目立つ、なんともさみしい空間です。
ペインティングは9月1日からスタート。
まずは壁をきれいにします。
この上に絵を描いていくので、壁面を真っ白にするという工程は重要なのです。
軽い下書きの後、色付けに入っていきます!
今回の作品では、新宿の生体マトリックスの集積と未来への展望を表現するということですが…
歌舞伎町だけに「歌舞伎」!
ちなみに、歌舞伎町という名前は、当時建設予定だった歌舞伎劇場に由来するもの。実際には新宿コマ劇場が建設され、現在では新宿東宝ビルとなっています。
時を経て、この第一大久保ガードに歌舞伎劇場がやってきました!
非常にダイナミックな作品ですが、その作業としてはとても緻密で繊細。
キャラクターたちがいきいきとしているのは、こうした細かい作業、テクニックの積み重ねによるものなのでしょうか。
浮世絵の人物たちにも、オリジナルのものとは異なり血色や立体感があって、MOT8さんの作品世界の住人に仕上げられています。
そして、この龍!
うろこの一枚一枚にグラデーションがかけられています。是非間近で見ていただきたいポイントの一つです!
MOT8さん曰く、今回の作品は今までに培ったテクニックを全て投入したもの。いわば集大成的な作品です。
MOT8さんの技巧が随所に光るこの作品。インスタ映えすること間違いなしなので、是非ご来場ください!
Biological matrix Tokyo(東京生体マトリックス)
出展アーティスト:MOT8
会場:第一大久保ガード(職安通りのJR山手線・埼京線・西武新宿線の線路下、歌舞伎町1-30-3付近)
展覧会情報のページはコチラ