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配線ハンモックに寝てみよう!武蔵野大学のユニークな作品

新宿センタービル1Fロビーに並ぶアート作品に会社帰りのみなさんも興味しんしんです。設置中の学生さんたちに、話しかける人もちらほら。

神戸大学の次にご紹介するのは、武蔵野大学 環境学部環境学科 都市環境専攻 水谷俊博研究室のみなさんの作品です。

どうやって集めたのか無数のコードが絡み合ったユニークな作品です。

—–テーマをお聞きする前に…どうやってコードを集めたんですか?(笑)

全部で370本集めました! それこそ、ゴミ箱のなかから見つけたり、市役所に行っていらないコードをいただいたり。大きさもそれぞれなんです。

370本のコード!

370本のコード!

—–何をイメージされているのでしょうか?

今使っているコードも未来では過去の産物になります。きっと未来ではほとんどがワイヤレスになるでしょう。その未来から見て過去の産物の上に座ってみる。そこで何かを感じてもらえたら。

—–きれいなバラも咲いています

そう、きれいなのですが、このバラも本物ではなくバーチャルの造花です。人は美しいものまでも作ってしまうんですよね。

コードのバラ

こちらはコードで作った彼岸花

—–なるほど。ところで、座れるんですか?

丈夫に編んでいますから! ただ編んでいるだけではなくて、編み方があるんですよ。椅子にもなるしハンモックにも。ゴロンとしても大丈夫です。見ていただくだけではなく、ぜひ会社帰りにゴロンと横になってみてください(笑)

ね…寝られる!

ね…寝られる!

art competition

■ひとこと

リーダーの餓喜屋さんはちょうど今、帰られたとのこと。内山さん、澤田、川喜さんがインタビューに答えてくれました! 暑い中、コード集め大変だったと思いますが、ユニークな作品になりました。広報も座らせていただきましたが、意外に頑丈。なかなか配線ハンモックに座れることは人生でないので、みなさんもぜひ!

■展示場所

展示期間 8月21日(金)〜9月6日(日)
展示会場 新宿センタービル1Fロビー

■展示作品

混線都

武蔵野大学 環境学部環境学科 都市環境専攻 水谷俊博研究室

餓喜屋 明瑠
内山衣理
澤田和輝
菊地晴香
川喜田燿
高山薫
藤原郁美
今村裕亮
光田瑠衣

文明化されきた都市は、便利な機器であふれてきた。その大都市の象徴、新宿。の、中にたたずむひとつハンモック。このハンモックは、新宿の過去から今、そして未来を現している。これまで使われてきた電子機器やコードに埋もれながら、建物からも外に飛び出す。あたかもバーチャルなクラウドも夢想させる、このハンモックまで到達した人間達は、底知れぬ快感を得る。

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